LCK 2026の大会構造まるわかり — Cup・Rounds・Road to MSIとは
「LCK Cupってスプリングスプリットとは違うの?」「Road to MSIはプレイオフなの?」——韓国のLoLプロリーグLCKは、2025年の大改編で従来の「スプリング/サマー」の2スプリット制を廃止し、1月から9月まで続く一本のシーズンへと生まれ変わりました。2026年はこの新体制の2年目です。ステージの名前が増えたぶん、初めて追いかける方には全体像が見えにくくなっています。
この記事では、TFT大会体系マップと同じ「どの大会がどこに繋がるか」という観点で、LCK 2026の年間構造を1ページに整理します。
この記事の情報について: 2026年7月5日時点で、Leaguepedia・Liquipedia・Wikipedia等で確認できた内容と、本サイトのデータベースに収録済みの試合データに基づいています。日程・形式は変更される場合があるため、観戦の際は最新の公式発表もご確認ください。
まず全体図
2026年のLCKを1枚にするとこうなります。国内ステージ(左)が、年3回の国際大会(右)への切符に繋がっていく構造です。
[国内ステージ] [国際大会]
LCK Cup(1/14〜3/1)
│ 決勝進出の2チーム ──────────────→ First Stand(3/16〜22・サンパウロ)
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Rounds 1-2(4/1〜5/31)10チーム総当たり2周
│ 上位6チーム
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Road to MSI(6/6〜14)
│ 第1シード+第2シードの2チーム ──→ MSI(6/28〜7/12・韓国 大田)
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Rounds 3-4(7/29〜8/23)
│ Rounds 1-2の成績を持ち越し、
│ 上位5チーム(Legend組)/下位5チーム(Rise組)に分かれて続行
├─ Legend組4位まで → Season Playoffsへ
└─ Legend組5位+Rise組上位3チーム
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Season Play-In(8/26〜28)…残り2枠を争う
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Season Playoffs(8/29〜9/13)6チーム
│ 上位3チーム(MSIの結果次第で最大4)──→ Worlds 2026(秋・アメリカ)
ポイントは3つです。
- 国内リーグは年間を通して一本のシーズン。順位はリセットされず、Rounds 1-2の成績がRounds 3-4に持ち越されます。
- 前半戦の成績がMSI行きを、通年の成績がWorlds行きを決める。6月のRoad to MSIと、9月のSeason Playoffsが二大分岐点です。
- LCK CupはFirst Standへの入口。開幕直後のカップ戦にも、国際大会への切符という明確な役割があります。
2026年の参加10チーム
Hanwha Life Esports / Gen.G / T1 / KT Rolster / Dplus KIA / BNK FEARX / KIWOOM DRX / Nongshim RedForce / DN SOOPers / HANJIN BRIONの10チームです。今季からDN FreecsがDN SOOPersに、OKSavingsBank BRIONがHANJIN BRIONに、DRXがKIWOOM DRXに、それぞれスポンサー変更などに伴い名称を変えています。
各ステージの説明
ここからは各ステージを統一フォーマット(期間/形式/勝つと何に繋がるか)で見ていきます。
LCK Cup(1月14日〜3月1日)
- 形式: 10チームを2つのグループ(バロン組・エルダー組)に分け、相手グループの5チームとだけ対戦するクロス対戦方式(基本Bo3、最終週の「スーパーウィーク」はBo5)。グループ合計成績の良いほうが「勝ち組」となり、勝ち組上位2チームと負け組1位がプレイオフへ直行。勝ち組の残り3チームと負け組2〜4位の計6チームがPlay-Inで残り3枠を争い、最終的に6チームのダブルエリミネーション・プレイオフ(全Bo5)で優勝を決めます
- 勝つと何に繋がるか: 決勝に進んだ2チームが国際大会First Standに出場します
- 2026年の結果: グループステージではT1とGen.Gがともに5戦全勝。プレイオフ決勝ではGen.GがBNK FEARXを3-0で下して優勝し、この2チームがFirst Standへ進みました
本サイトのデータベースにはLCK Cup 2026の40試合・125ゲームを収録済みです。
(接続)First Stand 2026(3月16日〜22日・ブラジル サンパウロ)
LCKのステージではありませんが、接続先として押さえておきましょう。8チーム(LCKとLPLから2、LEC・LCS・LCP・CBLOLから各1)が出場する年初の国際大会で、全試合Bo5。2026年はBilibili Gaming(LPL)が決勝でG2 Esportsを3-1で下して優勝しました。この結果は後述のMSIのシード配分に影響します。
Rounds 1-2(4月1日〜5月31日)
- 形式: 10チームの総当たり2周(ダブルラウンドロビン)、全90試合・すべてBo3
- 勝つと何に繋がるか: 上位6チームがRoad to MSIへ。さらにこの成績はそのままRounds 3-4へ持ち越され、年間順位の土台になります
- 2026年の結果: Hanwha Life Esportsが15勝3敗で首位。以下T1(14-4)、Gen.G(14-4)、KT Rolster(13-5)、Dplus KIA(11-7)、HANJIN BRION(6-12)までの6チームがRoad to MSIに進みました
| 順位 | チーム | 勝敗 |
|---|---|---|
| 1 | Hanwha Life Esports | 15-3 |
| 2 | T1 | 14-4 |
| 3 | Gen.G | 14-4 |
| 4 | KT Rolster | 13-5 |
| 5 | Dplus KIA | 11-7 |
| 6 | HANJIN BRION | 6-12 |
| 7 | BNK FEARX | 6-12 |
| 8 | Nongshim RedForce | 5-13 |
| 9 | KIWOOM DRX | 5-13 |
| 10 | DN SOOPers | 1-17 |
(勝敗は本サイト収録のRounds 1-2全90試合・204ゲームから集計。6位のシード決定にはタイブレーク規定が絡みます)
Road to MSI(6月6日〜14日)
- 形式: Rounds 1-2上位6チームによる短期決戦。1位と2位が「第1シード決定戦」を戦う一方、3〜6位は下位から勝ち上がるキング・オブ・ザ・ヒル方式(5位vs6位→勝者vs4位→勝者vs3位)で進み、最終戦では第1シード決定戦の敗者と勝ち上がりの勝者が第2シードを懸けて対決します。全試合Bo5
- 勝つと何に繋がるか: 2チームがMSIへ。第1シードはMSIのブラケットステージから、第2シードはプレイインから出場します
- 2026年の結果: 勝ち上がり側はDplus KIAがHANJIN BRIONを3-0、KT RolsterがDplus KIAを3-2、Gen.GがKT Rolsterを3-0。第1シード決定戦はHanwha Life EsportsがT1を3-1で制しました。最終戦はT1がGen.Gをフルセットの末3-2で下し、HLEが第1シード・T1が第2シードとしてMSI出場を決めました
全5試合・20ゲームをRoad to MSIのページに収録しています。
(接続)MSI 2026(6月28日〜7月12日・韓国 大田)
11チームが出場する年央の国際大会です。全試合Bo5・フィアレスドラフトで、First Stand優勝地域のLPLは2チームともブラケット直行という優遇を受けています。LCKからはHLEがブラケットステージ、T1がプレイインから出場中です(2026年7月5日時点)。MSI優勝チームには一定条件のもとでWorlds 2026への自動出場権が与えられ、さらに準優勝チームの地域にはWorldsの追加出場枠が発生します。つまりLCK勢がMSI決勝に進めば、LCKのWorlds枠は3+1に拡大します。途中経過の詳しい数字はMSI 2026 結果まとめをご覧ください。
Rounds 3-4(7月29日〜8月23日)
- 形式: Rounds 1-2の成績を持ち越したまま、上位5チームが「Legend組」、下位5チームが「Rise組」に分かれ、それぞれ組内で総当たり2周(Bo3)を戦います
- 勝つと何に繋がるか: 通年の最終順位が確定し、Legend組の上位2チームはSeason PlayoffsのRound 2へ直行、3〜4位はRound 1へ。Legend組5位とRise組上位3チームはSeason Play-Inに回り、プレイオフ最後の2枠を争います
Rounds 3-4は40試合が予定されており、開幕後に順次収録します。
Season Play-In(8月26日〜28日)
- 形式: 4チームによるGSL式ミニトーナメント(3試合)。Season Play-Inのページで試合データを収録予定です
- 勝つと何に繋がるか: 勝ち抜けた2チームがSeason Playoffs行きの最後の切符を手にします
Season Playoffs(8月29日〜9月13日)
- 形式: 6チームによるダブルエリミネーション、全試合Bo5
- 勝つと何に繋がるか: 年間王者の栄冠と、上位3チーム(条件次第で最大4チーム)のWorlds 2026出場権。Worlds 2026はアメリカ開催で、決勝はニューヨークで行われる予定です
Season Playoffsの試合データも開催後に収録予定です。
フィアレスドラフトとFirst Selection
2026年シーズンもフィアレスドラフトが継続されます(Riot Games発表)。同一シリーズ(Bo3/Bo5)の中で一度ピックされたチャンピオンは、そのシリーズ中どちらのチームも再使用できないルールです。収録データからも効果がはっきり見えます。LCK Cup決勝(Gen.G対BNK FEARX)では3ゲームで登場した30体のチャンピオンがすべて別々で、LCK Cup全体では125ゲームで101種類ものチャンピオンがピックされました。
また2026年からは「First Selection」という新ルールが導入されました。従来は上位シードが自動的にサイドを選んでいましたが、権利を持つチームが「サイド選択(ブルー/レッド)」か「ピック優先権」のどちらかを選び、残りを相手が受け取る方式になっています。ドラフトの駆け引きが一段深くなった点にも注目です。
まとめ
LCK 2026は「Cupで肩慣らしとFirst Stand切符 → Rounds 1-2でMSI切符 → Rounds 3-4とプレイオフでWorlds切符」という三段構えの一本道です。本サイトではLCKセクションで各ステージの試合データ・選手成績を公開していますので、観戦のお供にぜひご活用ください。
出典
- 2026 LCK season – Wikipedia — 年間フォーマット・チーム名変更・Worlds出場枠
- LCK 2026 Season – Liquipedia — 各ステージの日程・形式
- LCK/2026 Season – Leaguepedia — 試合データの出典元
- 2026 Mid-Season Invitational – Wikipedia — MSIの形式・シード・Worlds接続
- 2026 First Stand Tournament – Wikipedia — First Standの出場枠・結果
- LoL Esports 2026 introduces new draft rule First Selection – GosuGamers — First Selection・2026年の各リーグ開幕日
- Bilibili Gaming are the 2026 First Stand Champions – GosuGamers — First Stand 2026の結果
- Fearless Draft Returns for League of Legends 2026 Season – STG Play — フィアレスドラフト継続の発表
本記事の試合データはLeaguepedia由来で、CC BY-SA 4.0の下で提供されています。本記事も本サイトのポリシーに基づき同ライセンス(CC BY-SA 4.0)で共有されます。本記事はRiot Gamesの公式コンテンツではなく、Riot Gamesはこれを推奨・後援していません。
最終更新: 2026-07-05