データで見るLTK 1st — Sorcery Tiara優勝への道
2025年の夏、国内LoLストリーマーシーンの中心にあったのが、k4senさん(ZETA DIVISION)主催の「League The k4sen: League of Legends Streamer’s Championship Supported by Riot Games Season: Spirit Blossom Beyond」——本サイトで「LTK 1st」と呼んでいる大会です。ストリーマー・VTuber・クリエイター48名が4チームに分かれ、6月25日の開幕から8月27日の幕張メッセ決勝まで、約2ヶ月にわたって戦い抜きました。初代王者に輝いたのはSorcery Tiara。
この記事では、本サイトのデータベースに収録した試合データ(全31試合・ピック&バン39行・12チーム分のロスター)を集計し、初代王者への道のりを数字で振り返ります。
大会のかたち
- 参加: 48名が4チームに分かれて対戦。チーム名はSorcery Tiara(ST)/ Resolve Regalia(RR)/ Precision Diadem(PD)/ Domination Crown(DC)
- CORE / NEXTの2部隊制: 各チーム12名編成で、それぞれ「CORE」と「NEXT」の2つのスカッドを持ち、対戦日にはNEXT戦とCORE戦がセットで行われました
- レギュラーステージ: 全6日(6月25日〜8月6日)。1日4試合(2カード×NEXT/CORE)のBo1で、計24試合
- プレイオフ: 8月26日〜27日、幕張メッセでのオフライン開催。ショーマッチ2試合を含む2日間で王者が決定しました
レギュラーステージ — Sorcery Tiaraが9勝3敗で首位
CORE・NEXTを合算したレギュラーステージの成績です。
| チーム | 合算 | CORE | NEXT |
|---|---|---|---|
| Sorcery Tiara | 9-3 | 5-1 | 4-2 |
| Resolve Regalia | 6-6 | 4-2 | 2-4 |
| Domination Crown | 6-6 | 2-4 | 4-2 |
| Precision Diadem | 3-9 | 1-5 | 2-4 |
数字を追うと、Sorcery Tiaraのシーズンには美しい起伏があります。Day 1をCORE・NEXTそろって白星で滑り出したあと、Day 2ではDomination Crownに2連敗。しかしそこから立て直し、Day 4からはCORE・NEXTともに負けなしの6連勝でレギュラーステージを駆け抜けました。ST COREの5勝1敗は全8スカッド中最高の成績です。
2位争いも見応えがありました。Resolve RegaliaはCOREが4-2と安定して勝ち星を積み、Domination CrownはNEXTが4-2と躍動。同じ6勝6敗でも「COREのRR、NEXTのDC」という対照的なチームカラーが数字に表れています。Precision Diademはレギュラーステージこそ3-9と苦しみましたが、その真価はプレイオフで発揮されることになります。
プレイオフ — 幕張メッセの2日間
プレイオフは上位2チームが勝者側、下位2チームが敗者側から始まる変則ダブルエリミネーション形式で行われました。収録している結果は次のとおりです。
| 試合 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|
| Upper Finals | Sorcery Tiara vs Resolve Regalia | 2-1 ST |
| Lower Semi Finals | Domination Crown vs Precision Diadem | 1-2 PD |
| Nemesis Match | Sorcery Tiara vs Domination Crown | 1-0 ST |
| Lower Finals | Resolve Regalia vs Precision Diadem | 2-1 RR |
| Grand Finals | Sorcery Tiara vs Resolve Regalia | 3-1 ST |
(Nemesis Matchは2日目の幕開けに行われたBo1の特別試合です)
初日のUpper Finalsは、レギュラー首位のSorcery Tiaraと2位通過のResolve Regaliaがいきなり激突し、フルセットの末にSTが先に決勝へ。敗者側ではPrecision Diademがレギュラーステージの雪辱を果たすかのようにDomination Crownとの接戦を制し、Lower FinalsでもResolve Regaliaをゲーム数2-1まで追い詰める健闘を見せました。
そして迎えたGrand Finals。勝ち上がってきたResolve Regaliaが1ゲームを奪い返す粘りを見せるも、Sorcery Tiaraが3-1で勝ち切り、初代王者の座に就きました。会場では出演者・レジェンドプレイヤーらによるショーマッチ2試合(Team The JAS対Team The RAS、Kinkou Order対GAMERSxGAMERS)も行われ、お祭りとしての2日間を彩っています。
初代王者 Sorcery Tiaraのメンバー
収録ロスター(Leaguepedia登録表記)によると、Sorcery Tiaraの布陣は次のとおりです。
- CORE: mittii(TOP)/ きなこ(JG)/ AlphaAzur(MID)/ なぎさっち(BOT)/ Uruca(SUP)
- NEXT: 胡桃のあ(TOP)/ 天宮こころ(JG)/ 鈴木ノリアキ(MID)/ 橘ひなの(BOT)/ トナカイト(SUP)
- コーチ: たぬき忍者 / Qoo
COREの盤石さとNEXTの勢い、それを束ねたコーチ陣。2つのスカッドがどちらも勝ち越した(CORE 5-1・NEXT 4-2)ことが優勝の土台でした。出場した選手たちのプロフィールはLTK選手名鑑でご覧いただけます。
よく選ばれたチャンピオン(レギュラーステージ24ゲーム)
収録済みのピック&バンデータ(レギュラーステージ全24ゲーム分。プレイオフ分は未収録です)から、ドラフトの傾向を見てみます。24ゲームで82種類ものチャンピオンがピックされており、出演者たちのチャンピオンプールの広さがうかがえます。
- 最多ピック(各8回・3ゲームに1回): ウーコン、ノーチラス、マオカイ、レオナ、ジンクス、フェイ
- 最多バン: シヴィア(8回)。次いでヴァルス、タリヤ、レル、ミス・フォーチュン、フェイ、グウェン、ブラウム(各7回)
- 最注目チャンピオン: フェイはピック8回+バン7回で、24ゲーム中15ゲーム(62.5%)のドラフトに登場しました。シヴィア(13ゲーム)、ヴァルス(13ゲーム)がそれに続きます
タンク系(ノーチラス、マオカイ、レオナ)と後衛キャリー(ジンクス、フェイ)がバランスよく選ばれる一方、シヴィアやヴァルスといったボットレーンの強者は「使われる前に消す」対象になっていたことが読み取れます。
LTKはここから続いていく
LTK 1stの熱気は、そのまま第2シーズン「LTK Season: Trials of Twilight」(LTK 2nd、2025年9月〜12月)、そして2026年のLTK 3rdへと受け継がれています。本サイトではLTK 1stの大会ページで全試合の結果を、LTKセクションでシリーズ全体のデータを公開しています。あの夏の熱戦を、数字からもう一度楽しんでいただければ幸いです。
出典
- League The k4sen 1st – Leaguepedia — 試合結果・ロスター・ピック&バン(本サイト収録データの出典元)
- k4sen主催「League The k4sen Season: Spirit Blossom Beyond」が閉幕、初代王者はSorcery Tiara – eSports World — 大会概要(48名・4チーム・CORE/NEXT制・幕張メッセ)
- LTK、優勝は「Sorcery Tiara」! – FISTBUMP — 決勝の経過
- k4senさん主催の「League The k4sen Season: Spirit Blossom Beyond」初代王者はSORCERY TIARAに決定! – Gamer — 公式レポート
- 『League The k4sen Season: Spirit Blossom Beyond』が閉幕!初代王者が決定! – GANYMEDE(PR TIMES) — 主催・運営情報
本記事の試合データはLeaguepedia由来で、CC BY-SA 4.0の下で提供されています。本記事も本サイトのポリシーに基づき同ライセンス(CC BY-SA 4.0)で共有されます。本記事はRiot Gamesの公式コンテンツではなく、Riot Gamesはこれを推奨・後援していません。
最終更新: 2026-07-05